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ハビットトラッカーとガントチャートの違い|目的と使い分けを解説

ハビットトラッカーとガントチャートの違いを解説します。見た目は似ていますが、習慣の継続を記録するハビットトラッカーと、タスクの期間や進捗を管理するガントチャートでは目的が異なります。使い分け方も紹介します。

#ハビットトラッカー#ガントチャート#習慣管理#タスク管理

ハビットトラッカーとガントチャートは何が違う?

ハビットトラッカーとガントチャートは、どちらも縦と横に項目を並べて記録することがあるため、見た目が似ることがあります。

しかし、基本的な目的は異なります。

ハビットトラッカーは、

繰り返したい習慣を、実行できた日ごとに記録するもの

です。

一方、ガントチャートは、

プロジェクトのタスクについて、いつ始めていつ終えるのかを時間軸で管理するもの

です。

簡単に分けると、

  • ハビットトラッカー → 繰り返す行動を管理
  • ガントチャート → 終わりのあるタスクや工程を管理

と考えると分かりやすいでしょう。

ハビットトラッカーとは

ハビットトラッカーは、習慣にしたい行動を記録するための仕組みです。

たとえば、

  • 本を読む
  • 運動する
  • 英語を勉強する
  • 水を飲む
  • ストレッチする

といった行動を登録します。

そして、その日に実行できたら印をつけます。

たとえば次のような形です。

習慣
読書
運動
英語

「いつまでに読書を終えるか」を管理するのではなく、

「読書するという行動が続いているか」

を見るために使います。

ハビットトラッカーについて詳しく知りたい場合は、ハビットトラッカーとは?意味・使い方・始め方でも解説しています。

ガントチャートとは

ガントチャートは、プロジェクトやタスクのスケジュールを時間軸で表す方法です。

一般的には、

  • タスク名
  • 開始日
  • 終了日
  • 期間
  • 進捗
  • タスク同士の依存関係

などを管理します。

たとえばWebサイトを作る場合なら、

タスク 1週目 2週目 3週目 4週目
要件整理
デザイン
実装
テスト

というように、各タスクをいつ実施するかを横方向の時間軸で確認します。

Microsoft Projectでも、ガントチャートはプロジェクトのタスクを一覧化し、開始から終了までの期間やタスク間の関係を表示するビューとして使われています。

ハビットトラッカーとガントチャートの違い

違いをまとめると、次のようになります。

ハビットトラッカー ガントチャート
主な目的 習慣を続ける プロジェクトを進める
管理するもの 繰り返す行動 タスク・工程
期間 継続的 開始・終了がある
記録 できた日を記録 実施期間・進捗を記録
開始日・終了日 必須ではない 重要
タスクの依存関係 基本的に扱わない 扱うことがある
向いているもの 読書・運動・勉強など 開発・制作・イベント準備など

一番大きな違いは、

繰り返すものか、終わらせるものか

です。

読書ならどちらを使う?

同じ「読書」でも、目的によって使い分けられます。

毎日本を読む習慣をつけたい

この場合はハビットトラッカーが向いています。

たとえば、

本を10分読む

という習慣を登録し、読めた日に記録します。

重要なのは、本を何日で読み終えるかではなく、読書する行動を続けることです。

9月中に3冊読み終えたい

こちらは、計画管理の要素が強くなります。

たとえば、

  • 1冊目:9月1日〜9月8日
  • 2冊目:9月9日〜9月18日
  • 3冊目:9月19日〜9月30日

という計画を立てるなら、ガントチャートに近い管理方法が使えます。

つまり同じ行動でも、目的によって適した方法が変わります。

勉強でも目的によって変わる

勉強も同じです。

毎日英語を10分続ける

ハビットトラッカー向きです。

英語を10分勉強する

と登録し、実行できた日にチェックします。

試験日までに教材を終わらせる

ガントチャート向きです。

たとえば、

  • 1〜2週目:第1章
  • 3〜4週目:第2章
  • 5週目:過去問題
  • 6週目:復習

というように、期限までの工程を管理します。

ハビットトラッカーは「今日やったか」を見るのが得意で、ガントチャートは「予定通り進んでいるか」を見るのが得意です。

ガントチャートにはタスクの依存関係がある

ガントチャートでは、タスク同士の順番が重要になることがあります。

たとえばシステム開発なら、

  1. 設計する
  2. 実装する
  3. テストする
  4. リリースする

という順番があります。

実装が終わっていなければ、テストを開始できない場合があります。

このような、

「Aが終わったらBを始める」

という関係を依存関係と呼びます。

ガントチャートでは、この依存関係も管理できます。

一方、ハビットトラッカーでは、

「読書をしたら運動できる」

というような依存関係を管理することは基本的にありません。

習慣ごとに、その日に実行できたかを記録します。

ハビットトラッカーには終了日がなくてもいい

ガントチャートでは、タスクの開始日と終了日が重要です。

たとえば、

デザイン
9月1日〜9月10日

という形です。

一方、ハビットトラッカーでは終了日がなくても構いません。

たとえば、

本を読む

という習慣を数ヶ月、数年続けることもできます。

もちろん、

「まず30日続ける」

と期間を決めても構いません。

ただし、本来の目的は30日で終わらせることではなく、その行動を生活の中に定着させることです。

見た目が似ることがある理由

ハビットトラッカーとガントチャートが混同されやすい理由のひとつが、表の見た目です。

どちらも、

  • 縦に項目
  • 横に日付

を置くことがあります。

たとえばハビットトラッカーなら、

習慣 1 2 3 4 5
読書
運動

となります。

ガントチャートなら、

タスク 1 2 3 4 5
設計
実装

のようになります。

見た目は似ています。

しかし、

ハビットトラッカー: 「その日にやったか」

ガントチャート: 「その期間に作業する予定か」

という違いがあります。

マスが連続して塗られている意味も違う

ガントチャートでは、横方向に連続して色が塗られていることがあります。

これは、

「このタスクをこの期間に実施する」

という意味です。

一方、ハビットトラッカーで連続してマスが埋まっている場合は、

「その習慣を連続して実行した」

という意味になります。

同じような表示でも、示している情報は異なります。

ハビットトラッカーが向いているもの

次のようなものは、ハビットトラッカーで管理しやすいでしょう。

健康

  • 水を飲む
  • ストレッチする
  • 体重を測る
  • 散歩する

運動

  • 筋トレ
  • ランニング
  • ウォーキング

勉強

  • 英語
  • 読書
  • 資格勉強
  • 復習

生活

  • 日記を書く
  • 片付ける
  • 早く寝る
  • 明日の予定を確認する

基本的には、

何度も繰り返したい行動

が向いています。

具体的な項目については、ハビットトラッカーのおすすめ項目・アイデアでも紹介しています。

ガントチャートが向いているもの

ガントチャートは、複数の工程があり、期限までに完成させるものに向いています。

たとえば、

仕事

  • システム開発
  • Webサイト制作
  • 商品開発
  • プロジェクト管理

個人

  • 引っ越し準備
  • 結婚式の準備
  • 旅行計画
  • 資格試験までの学習計画

などです。

「何をいつまでに終わらせるか」を管理したい場合は、ガントチャートが使いやすくなります。

ハビットトラッカーとガントチャートを併用することもできる

どちらか一方だけを使う必要はありません。

たとえば資格試験の勉強なら、

ガントチャート

試験日までの学習計画を管理します。

9月 第1章・第2章
10月 第3章・第4章
11月 過去問題
12月 総復習

ハビットトラッカー

毎日の行動を管理します。

毎日30分勉強する

という形です。

ガントチャートで、

「どこまで進めるか」

を管理し、

ハビットトラッカーで、

「今日勉強したか」

を管理します。

長期計画と日々の行動を分けて考えられます。

プロジェクトではガントチャート、日常ではハビットトラッカー

使い分けに迷ったら、

「これは習慣なのか、プロジェクトなのか」

を考えてみましょう。

習慣

何度も繰り返します。

毎日本を読む
週3回運動する
毎日英語を勉強する

この場合はハビットトラッカーが向いています。

プロジェクト

完成したら終わります。

Webサイトを公開する
引っ越しを完了する
資格試験の教材を終える

この場合はガントチャートが向いています。

ハビットトラッカーは進捗率を管理しなくてもいい

ガントチャートでは、

「このタスクは70%完了」

といった進捗率を管理することがあります。

ハビットトラッカーでは、必ずしも必要ありません。

たとえば、

「読書という習慣が70%完成した」

とは通常考えません。

その代わり、

「今週は7日中5日読めた」

という形で実行状況を振り返ります。

何かを完成させるというより、

行動を繰り返せているかを見る

のがハビットトラッカーです。

ハビットトラッカーならHabirioで簡単に記録できる

ガントチャートはプロジェクト管理に向いていますが、日々の習慣を記録するなら専用のハビットトラッカーを使う方法があります。

Habirioは、ブラウザから使えるシンプルなハビットトラッカーです。

続けたい習慣を登録すると、日ごとの状態を一覧で確認できます。

たとえば、

  • 読書
  • 運動
  • 英語

などを登録し、その日にできたらクリックして記録します。

タスクの開始日や終了日、依存関係などを設定する必要はありません。

プロジェクトを管理するのではなく、

毎日の行動をシンプルに記録したい

場合に使えます。

Habirioで習慣を記録する

ハビットトラッカーとガントチャートは目的で使い分けよう

ハビットトラッカーとガントチャートは、どちらも時間軸を使って記録することがあるため、見た目が似ることがあります。

しかし、目的は異なります。

ハビットトラッカーは、

繰り返したい行動を記録するもの

です。

ガントチャートは、

期限のあるタスクや工程を管理するもの

です。

迷った場合は、

  • 繰り返したい → ハビットトラッカー
  • 終わらせたい → ガントチャート

と考えると分かりやすいでしょう。

たとえば「毎日勉強する」はハビットトラッカー、「試験日までに教材を終える」はガントチャートです。

必要であれば両方を組み合わせて、長期計画と毎日の行動を別々に管理することもできます。


ガントチャートについてはMicrosoftも、タスク・タイムライン・進捗を把握し、開始日・終了日や依存関係を管理するプロジェクト管理ツールとして説明しています。