Notionでハビットトラッカーを作る方法|習慣管理テンプレートの作り方
Notionでハビットトラッカーを作る方法を解説します。データベースやチェックボックス、繰り返しテンプレートを使った習慣管理の作り方や、続けやすくするコツを紹介します。
Notionでもハビットトラッカーは作れる
Notionを使えば、自分好みのハビットトラッカーを作れます。
専用の習慣管理アプリを使わなくても、Notionのデータベースやチェックボックスを使えば、
- 読書
- 運動
- 英語
- ストレッチ
- 日記
などの習慣を記録できます。
普段からNotionを使っている人なら、
「タスクやメモと一緒に習慣も管理したい」
という場合にも便利です。
ただし、自由度が高い分、作り込みすぎると毎日の記録が面倒になることもあります。
最初はできるだけシンプルなハビットトラッカーから始めるのがおすすめです。
一番簡単なのは「1日1行」のデータベース
Notionでハビットトラッカーを作るなら、1日につき1行を作る方法が分かりやすいです。
たとえば、次のようなデータベースを作ります。
| 日付 | 読書 | 運動 | 英語 |
|---|---|---|---|
| 9/17 | ✓ | ✓ | |
| 9/18 | ✓ | ✓ | |
| 9/19 | ✓ | ✓ |
1行が1日です。
習慣ごとにチェックボックスのプロパティを作り、できた習慣へチェックを入れます。
これだけでも十分ハビットトラッカーとして使えます。
Notionでハビットトラッカーを作る手順
基本的な作り方を順番に見ていきます。
1. 新しいページを作る
まずNotionで新しいページを作ります。
ページ名は、
- Habit Tracker
- ハビットトラッカー
- 習慣管理
など、自分が分かりやすい名前で構いません。
2. データベースを作る
ページ内にデータベースを作ります。
最初はテーブル形式が分かりやすいでしょう。
データベースには、毎日の習慣記録を1行ずつ追加していきます。
3. 日付プロパティを追加する
その日の記録だと分かるように、日付プロパティを用意します。
たとえば、
| 日付 |
|---|
| 2026-09-19 |
という形です。
毎日の記録を振り返るときにも、日付があると分かりやすくなります。
4. 習慣ごとにチェックボックスを追加する
次に、続けたい習慣ごとにチェックボックスを作ります。
たとえば、
- 読書
- 運動
- 英語
という3つの習慣なら、それぞれチェックボックスのプロパティにします。
完成すると、
| 日付 | 読書 | 運動 | 英語 |
|---|---|---|---|
| 9/19 | □ | □ | □ |
のようになります。
その日にできた習慣へチェックを入れるだけです。
習慣は1〜3個から始めてもいい
Notionは簡単に列を追加できるため、
- 読書
- 英語
- 筋トレ
- ランニング
- ストレッチ
- 掃除
- 日記
- 水分補給
など、たくさん登録したくなるかもしれません。
しかし、項目が増えるほど毎日の確認も増えます。
最初は、
「今、本当に続けたい習慣」
を1〜3個程度に絞っても十分です。
具体的に何を登録するか迷っている場合は、ハビットトラッカーのおすすめ項目・アイデアも参考にしてください。
繰り返しテンプレートを使うと毎日の作成が楽になる
毎日新しい行を作るのが面倒なら、Notionのデータベーステンプレートを活用できます。
毎日使うページの形式をテンプレートとして作っておけば、同じ構成を繰り返し利用できます。
たとえばテンプレートの中に、
- 今日の習慣
- 今日のメモ
- 今日の振り返り
などを用意しておきます。
さらに、繰り返し設定を利用すれば、毎日や毎週などのタイミングでテンプレートから新しいページを自動作成する運用もできます。
毎日同じフォーマットを手動で作る手間を減らせます。
1日のページに習慣をまとめる方法
チェックボックスをデータベースの列として作るのではなく、1日ごとのページ内に習慣を書く方法もあります。
たとえば、
- 読書
- 運動
- 英語
というチェックリストを毎日のページに作ります。
その下に、
今日の振り返り
といったメモ欄を追加しても構いません。
この方法なら、習慣の記録と日記を同じ場所にまとめられます。
ただし、長期間の達成状況を一覧で見たい場合は、データベースのプロパティとして習慣を持たせる方が確認しやすくなります。
カレンダービューにすると日ごとの記録を見やすい
日付プロパティを設定している場合は、カレンダービューを追加できます。
カレンダー上に、
- 9月17日の記録
- 9月18日の記録
- 9月19日の記録
というように毎日のページを並べられます。
日記と習慣を一緒に管理している場合は、カレンダーからその日のページを開きやすくなります。
今日だけを表示するビューを作る
毎日使うときに過去のデータが大量に表示されると、少し見づらくなります。
そこで、
「日付が今日」
という条件でフィルターを設定したビューを作る方法があります。
そうすると、普段は今日の記録だけを表示できます。
過去を振り返りたいときだけ、すべての記録を表示するビューへ切り替えます。
毎日の操作をできるだけ少なくしたい場合に便利です。
習慣ごとにデータベースを作る方法もある
別の方法として、
「1行=1習慣」
にすることもできます。
たとえば、
| 習慣 | 頻度 | 開始日 |
|---|---|---|
| 読書 | 毎日 | 9/1 |
| 運動 | 週3回 | 9/1 |
| 英語 | 毎日 | 9/1 |
という習慣一覧を作ります。
それぞれの習慣ページの中に、実行記録を残す方法です。
この形式は、
- 習慣ごとに詳しいメモを残したい
- 目標や理由も書きたい
- 習慣ごとの振り返りをしたい
場合には便利です。
一方、毎日できたかだけを記録したいなら、1日1行方式の方が簡単です。
月間ハビットトラッカーを作る方法
紙のハビットトラッカーのように、
「1ヶ月を一覧で見たい」
という場合もあります。
Notionでは、日付ごとの記録を作り、月ごとにフィルターする方法があります。
たとえば9月なら、
「日付が2026年9月」
という条件のビューを作ります。
これで、その月の記録だけを確認できます。
達成数を集計したい場合は、数式や集計機能を使って管理する方法もあります。
ただし、最初から複雑な計算を作る必要はありません。
まずはチェックボックスだけで使ってみる方が簡単です。
ボタンを使って入力を簡単にする方法もある
Notionではボタンを利用して、決まった操作をまとめることもできます。
たとえば、
「今日の記録を追加」
というボタンを作り、新しい習慣記録を追加するように設定する方法があります。
毎回データベースを開いて新規作成するよりも、操作を減らせます。
ただし、ボタンや自動化を作り込みすぎると設定自体が複雑になります。
最初は普通に新しい記録を追加し、不便を感じた部分だけ自動化していくのがおすすめです。
達成率を表示することもできる
Notionでは数式を使って、達成率を計算することもできます。
たとえば、
- 読書
- 運動
- 英語
という3つの習慣があり、その日に2つできた場合、
2 / 3
という達成状況を表示する仕組みを作れます。
ただし、達成率を毎日表示すると、
「100%にしないといけない」
と感じる人もいるかもしれません。
ハビットトラッカーの目的は、毎日満点を取ることではありません。
数字がモチベーションになる人だけ使えば十分です。
連続記録を作る必要はない
習慣管理アプリでは、
「10日連続」
「30日連続」
のようなストリーク機能があります。
Notionでも数式を使えば似た仕組みを作ることはできますが、必須ではありません。
一度できなかっただけで、
「記録が途切れたからもういい」
となってしまうなら、連続日数を表示しない方が使いやすいこともあります。
単純に、
「最近どのくらいできているか」
を見るだけでも十分です。
Notionでハビットトラッカーを作るメリット
自分好みに変更できる
Notionの大きなメリットは自由度です。
たとえば、
- 習慣を追加する
- 習慣を削除する
- メモ欄を追加する
- カレンダー表示にする
- 日記と組み合わせる
- タスクと一緒に管理する
など、自分の使い方に合わせて変更できます。
市販の手帳や専用アプリのフォーマットが合わない人には便利です。
タスクや日記と一緒に管理できる
普段からNotionを使っている場合、新しい習慣管理アプリを増やさなくても済みます。
たとえば、
- タスク
- 日記
- 読書記録
- 勉強記録
- ハビットトラッカー
を同じワークスペースにまとめられます。
ツールを増やしたくない人にはメリットがあります。
過去の記録を検索しやすい
紙のノートでは、数ヶ月前の記録を探すのに時間がかかる場合があります。
Notionならデータベースとして保存されるため、過去の記録を検索・絞り込みしやすくなります。
特定の月だけ表示するといった使い方もできます。
Notionで作るデメリット
自由度が高い一方で、Notionにはデメリットもあります。
最初に設定が必要
専用のハビットトラッカーアプリなら、
- 習慣を追加する
- 毎日チェックする
だけで始められることがあります。
Notionでは、
- データベースを作る
- プロパティを作る
- ビューを設定する
- 必要ならテンプレートを作る
といった準備が必要です。
設定そのものが好きな人には楽しいですが、
「今すぐ記録したい」
という人には面倒に感じることがあります。
作り込みすぎやすい
Notionでは、
- グラフ
- 数式
- 達成率
- 自動化
- 複数ビュー
- リレーション
など、さまざまな仕組みを追加できます。
しかし、ハビットトラッカーで毎日行うことは、
「できた習慣を記録する」
だけです。
設定に何時間も使うより、
習慣名+チェックボックス
だけで始める方が実際には使いやすい場合があります。
スマホでは操作が多くなることもある
Notionはスマートフォンからも利用できますが、作り込んだデータベースでは表示や操作が複雑になることがあります。
毎日スマホから記録するなら、
「数秒でチェックできるか」
を実際に試してみることが大切です。
PCでは使いやすくても、スマホでは面倒ということもあります。
Notionテンプレートはシンプルなものから始める
Notionにはさまざまなテンプレートがあります。
ハビットトラッカー用のテンプレートを使えば、最初からデータベースを作らずに始められる場合もあります。
ただし、高機能なテンプレートほど使いやすいとは限りません。
最初は、
- 日付
- 習慣1
- 習慣2
- 習慣3
くらいの構成でも十分です。
使いながら必要な機能だけ追加しましょう。
紙のハビットトラッカーとの違い
紙とNotionでは、使い方がかなり違います。
| Notion | 紙 | |
|---|---|---|
| 記録 | タップ・クリック | ペンで記入 |
| カスタマイズ | 高い | 高い |
| 自動集計 | できる | 基本的にできない |
| 検索 | できる | 難しい |
| 手書き | 基本的にしない | できる |
| 初期設定 | 必要 | すぐ始められる |
手書きそのものを楽しみたいなら紙。
データとして整理したいならNotionが向いています。
専用ハビットトラッカーとの違い
Notionは何でも作れる一方、ハビットトラッカー専用サービスではありません。
専用サービスでは、
- 習慣を追加する
- 今日できたか記録する
- 過去の状態を見る
といった機能が最初から用意されています。
Notionでは、その仕組みを自分で作る必要があります。
自由度を重視するならNotion。
準備を減らしてすぐ使いたいなら専用のハビットトラッカー。
という違いがあります。
Notionを作り込むのが面倒ならHabirioも選択肢
Habirioは、ブラウザから使えるシンプルなハビットトラッカーです。
Notionのようにデータベースやプロパティを設定する必要はありません。
続けたい習慣を登録して、その日にできたら記録します。
そのため、
- Notionの設定が面倒
- 習慣だけを管理したい
- スマホやPCから簡単に記録したい
- 毎日の操作を減らしたい
という場合に使えます。
一方、
- 日記もまとめたい
- タスクもまとめたい
- 自分で仕組みを作りたい
ならNotionが向いています。
最初は1〜3個の習慣だけで始めよう
Notionでは簡単に項目を追加できます。
しかし、ハビットトラッカーの目的は、たくさんの項目を管理することではありません。
まずは、
- 読書
- 運動
- 英語
など、今続けたい1〜3個を登録してみましょう。
毎日チェックすることに慣れてから、新しい習慣を追加しても遅くありません。
ハビットトラッカーが続かなくなる原因のひとつは、管理する項目を増やしすぎることです。
Notionのハビットトラッカーはシンプルに作ろう
Notionでハビットトラッカーを作るなら、最初は次の構成だけでも十分です。
- データベースを作る
- 日付を追加する
- 習慣ごとにチェックボックスを作る
- 毎日できたものへチェックする
必要になったら、
- 繰り返しテンプレート
- カレンダービュー
- 今日だけのビュー
- 達成率
- ボタン
などを追加していけば構いません。
最初から完成された習慣管理システムを作る必要はありません。
重要なのは、毎日自然に開いて記録できることです。
Notionを普段使っているなら、いつものページの中に小さなハビットトラッカーを追加するところから始めてみてください。
ハビットトラッカー自体の意味や基本的な使い方については、ハビットトラッカーとは?意味・使い方・始め方でも解説しています。