バレットジャーナルでハビットトラッカーを作る方法
バレットジャーナルでハビットトラッカーを作る方法を解説します。月間・週間のレイアウト例や、記録する項目、続けやすくするコツ、シンプルな作り方を紹介します。
バレットジャーナルでハビットトラッカーを作れる
バレットジャーナルは、ノートに予定やタスク、メモなどを記録して管理する方法です。
決められた手帳のフォーマットを使うのではなく、必要なページを自分で作っていくのが特徴です。
そのため、
- 読書
- 運動
- 英語
- ストレッチ
- 早寝
などを記録するハビットトラッカーも自由に追加できます。
バレットジャーナルでは、こうした特定のテーマをまとめたページを「コレクション」として作れます。
ハビットトラッカーも、自分に必要なコレクションのひとつとして追加すれば十分です。
バレットジャーナルのハビットトラッカーとは?
ハビットトラッカーは、続けたい行動を実行できた日ごとに記録する表です。
たとえば1週間なら、次のように作れます。
| 習慣 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 読書 | ● | ● | ● | ● | ● | ||
| 運動 | ● | ● | ● | ||||
| 英語 | ● | ● | ● | ● | ● |
できた日のマスを、
- 塗る
- ○をつける
- ✓をつける
などして記録します。
難しいルールは必要ありません。
「自分があとから見て分かること」が一番大切です。
バレットジャーナルには必ずハビットトラッカーが必要?
ハビットトラッカーは、バレットジャーナルを使うために必須のページではありません。
公式のBullet Journal Methodでは、
- Index
- Future Log
- Monthly Log
- Daily Log
などが基本的なコレクションとして使われます。
そこへ必要に応じて、自分専用のコレクションを追加できます。
ハビットトラッカーもそのひとつです。
そのため、
「バレットジャーナルを始めたからハビットトラッカーも作らないといけない」
と考える必要はありません。
習慣を記録したいときだけ追加すれば十分です。
一番簡単なハビットトラッカーの作り方
初めて作るなら、できるだけシンプルにします。
必要なのは、
- 習慣を書く
- 日付を書く
- できた日に印をつける
これだけです。
たとえば月間なら、
| 習慣 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 読書 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ||
| 運動 | ■ | ■ | ■ | ||||
| 英語 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
という表を31日まで作ります。
最初から凝ったデザインにする必要はありません。
月間ハビットトラッカーの作り方
バレットジャーナルでは、1ヶ月単位のハビットトラッカーが使いやすい方法のひとつです。
縦に習慣、横に1〜31の日付を並べます。
たとえば、
- 読書
- 運動
- 英語
- ストレッチ
を登録します。
習慣を実行できた日にマスを塗ります。
1ヶ月が終わるころには、
「運動は週末に続きやすい」
「英語は月の後半に減っている」
といった傾向も確認できます。
31日分を横に並べにくい場合
一般的なノートでは、31日分を横一列にするとマスが小さくなることがあります。
その場合は、
- 1〜10日
- 11〜20日
- 21〜31日
と3段に分けても構いません。
あるいは、
- 1〜15日
- 16〜31日
と見開きで分ける方法もあります。
バレットジャーナルは、自分が使いやすいレイアウトへ変更できるのが特徴です。
「一般的な形」に合わせる必要はありません。
週間ハビットトラッカーの作り方
1ヶ月分を一覧する必要がなければ、週間型でも十分です。
たとえば、
| 習慣 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 読書 | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
| 運動 | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
| 英語 | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
という表を毎週作ります。
週間型には、
- 作るのが簡単
- マスを大きくできる
- 今週の習慣だけ見ればいい
というメリットがあります。
特に初めてハビットトラッカーを使う場合は、週間型から始めるのもおすすめです。
Monthly Logの横に小さく作る方法
ハビットトラッカー専用ページを作らず、Monthly Logの一部へ組み込む方法もあります。
Bullet Journal公式でも、Monthly Logはその月を俯瞰するためのページとして使われています。
その余白に、
読書 □□□□□□□
運動 □□□□□□□
英語 □□□□□□□
という小さな習慣記録欄を追加しても構いません。
習慣が1〜2個なら、専用ページを作らなくても十分です。
「ハビットトラッカー用のページを作ること自体が面倒」
という人にも向いています。
Daily Logとハビットトラッカーを分けるメリット
バレットジャーナルでは、Daily Logに毎日のタスクを書くことがあります。
たとえば毎日、
・読書する
・ストレッチする
・英語を勉強する
と書くこともできます。
ただ、毎日同じ習慣を書くと、それだけでスペースを使います。
そこで、繰り返す習慣だけをハビットトラッカーへ分けます。
Daily Log: その日に必要なタスクや出来事
Habit Tracker: 繰り返し続けたい行動
というように役割を分けられます。
毎日同じ項目を書き直す必要がなくなるのがメリットです。
バレットジャーナルに何を記録する?
ハビットトラッカーには、自分が本当に続けたい行動を記録します。
たとえば次のような項目です。
健康
- 水を飲む
- ストレッチする
- 散歩する
- 早く寝る
運動
- 筋トレ
- ランニング
- ウォーキング
勉強
- 読書
- 英語
- 資格勉強
- 復習
生活
- 日記を書く
- 掃除する
- 明日の予定を確認する
最初から10個も20個も登録する必要はありません。
まずは1〜3個でも十分です。
より多くの項目例は、ハビットトラッカーのおすすめ項目・アイデアで紹介しています。
「運動」より具体的に書く
ハビットトラッカーでは、達成したか判断しやすい項目にすると記録が楽になります。
たとえば、
「運動」
だけでは、
「5分歩いただけでも達成?」
と迷うことがあります。
そこで、
- 10分歩く
- 筋トレする
- 5分ストレッチする
のように具体的にします。
勉強も、
「勉強する」
より、
「英語を10分やる」
「問題を1問解く」
の方が判断しやすくなります。
最低ラインを小さくする
ハビットトラッカーに、
「毎日1時間読書」
「毎日10km走る」
など大きな目標を登録すると、忙しい日に達成しにくくなります。
続けたいなら、
- 本を1ページ読む
- 5分歩く
- 英語を5分やる
など、最低ラインを小さくする方法があります。
余裕がある日は、そのまま長く続けても構いません。
ハビットトラッカーでは、
「始められたか」
を記録するくらいでも十分です。
バレットジャーナルらしく振り返りも取り入れる
ハビットトラッカーは、マスを塗るだけで終わらせなくても構いません。
月末に少し振り返ってみます。
たとえば、
- 一番続いた習慣は?
- 続かなかった習慣は?
- どんな日にできなかった?
- 来月も続けたい?
- 項目を小さくした方がいい?
などです。
バレットジャーナルでは、記録した内容を振り返り、今後も必要なものを考えることが大切にされています。
ハビットトラッカーも同じように、
「全部埋める」
ことより、
「この習慣は自分に必要なのか」
を考える材料として使えます。
続かなかった習慣は来月消してもいい
毎月ハビットトラッカーを作っていると、
「ずっと記録しているけれど全然続いていない」
という項目が出てくることがあります。
その場合、翌月もそのまま残す必要はありません。
たとえば、
「毎日30分走る」
がほとんどできなかったなら、
「10分歩く」
へ変更できます。
そもそも必要性を感じなくなったなら、項目自体を消しても構いません。
毎月レイアウトを作り直せるバレットジャーナルだからこそ、習慣もその時の生活に合わせて変えられます。
できなかった日のマスを目立たせなくてもいい
紙のハビットトラッカーでは、
「できなかった日に×を書く」
方法もあります。
しかし、×が並ぶことでやる気を失うなら、空白のままでも構いません。
たとえば、
■ ■ □ ■ ■
ではなく、
■ ■ ■ ■
という記録でも問題ありません。
できなかった日を強調するより、
「できた日がどのくらいあるか」
を見る方が自分に合っている人もいます。
ハビットトラッカーは、自分を評価するためではなく、習慣を続けやすくするための道具です。
色を塗るだけでもいい
バレットジャーナルというと、おしゃれなページやイラストをイメージする人もいるかもしれません。
しかし、ハビットトラッカーは黒いペン1本でも作れます。
たとえば、
- できた → マスを塗る
- できなかった → 空白
だけです。
もう少し楽しみたいなら、
- マーカー
- カラーペン
- シール
- スタンプ
などを追加できます。
紙のハビットトラッカーに使える道具は、ハビットトラッカーに使える文房具でも紹介しています。
方眼・ドット方眼ノートが作りやすい
自分でハビットトラッカーを作るなら、方眼やドット方眼のノートが便利です。
マスやドットを目安にできるため、
- 日付を等間隔に並べる
- 表を作る
- マスをそろえる
といった作業がしやすくなります。
もちろん、無地や横罫ノートでも問題ありません。
すでに使っているノートがあるなら、そのまま始めて構いません。
インデックスに登録しておく
ハビットトラッカーを独立したコレクションとして作るなら、ページ番号を付けてIndexへ登録しておくと探しやすくなります。
たとえば、
Habit Tracker September P.24
というように記録します。
数ヶ月後に、
「以前はどんな習慣を記録していた?」
と確認したいときにも見つけやすくなります。
毎日のDaily Logとは違い、あとから見返したいコレクションはIndexを活用すると便利です。
かわいく作る必要はない
SNSなどでバレットジャーナルを調べると、
- イラスト
- カリグラフィー
- カラフルなマーカー
- シール
- マスキングテープ
を使ったページも多く見つかります。
もちろん、作ること自体が楽しいなら問題ありません。
ただし、
「毎月きれいなページを作らないといけない」
と感じる必要はありません。
ハビットトラッカーなら、
習慣名+31個のマス
だけでも成立します。
使うためのページなので、自分が続けやすい形を優先しましょう。
バレットジャーナルのハビットトラッカーが続かないとき
毎月ページを作ること自体が面倒になった場合は、もっと簡単にします。
たとえば、
月間型 ↓ 週間型
5個の習慣 ↓ 2個の習慣
カラフルな記録 ↓ 黒ペン1本
というように減らします。
ハビットトラッカーそのものを続けることが目的ではありません。
習慣を記録するために必要な手間をできるだけ小さくしましょう。
詳しくは、ハビットトラッカーが続かない理由と対策でも紹介しています。
バレットジャーナルとハビットトラッカーの相性がいい人
バレットジャーナルでの習慣管理は、特に次のような人に向いています。
- 手書きが好き
- 普段からノートを使う
- 自分でレイアウトを決めたい
- 予定・タスク・習慣を1冊にまとめたい
- 毎月記録方法を変えたい
反対に、
「毎月表を作りたくない」
「タップだけで記録したい」
という人にはデジタル型の方が向いていることもあります。
紙で作るのが面倒ならHabirioも選択肢
バレットジャーナルなら、自分に合ったハビットトラッカーを自由に作れます。
一方、
- 毎月表を書く
- 日付を書く
- ノートを開く
- ペンで記録する
という作業が必要です。
Habirioは、ブラウザから使えるシンプルなハビットトラッカーです。
続けたい習慣を登録すると、日ごとの状態を一覧で確認できます。
紙に書いたりレイアウトを作ったりすることを楽しみたいならバレットジャーナル。
できるだけ簡単に習慣だけを記録したいならWeb型。
というように使い分けられます。
バレットジャーナルのハビットトラッカーはシンプルでいい
バレットジャーナルでハビットトラッカーを作る方法は自由です。
基本は、
- 続けたい習慣を書く
- 日付または曜日を書く
- できた日に印をつける
だけです。
1ヶ月を一覧したいなら月間型。
小さく始めたいなら週間型。
習慣が1〜2個ならMonthly Logの余白に追加するだけでも構いません。
バレットジャーナルの良さは、その時の自分に必要な形へ変えていけることです。
最初から完成されたレイアウトを作ろうとせず、まずは1週間分、1〜3個の習慣から試してみてください。